半月板損傷は、年齢や性別など関係なく起こりうる疾患です。しかもスポーツをしている方だけではなく、日常生活の中にも発症してしまうリスクは潜んでいます。
この記事では、半月板損傷の症状や原因、セルフケアについて解説しております。
記事の最後には、柔道整復師・鍼灸師の視点から半月板損傷に対する施術方針も書いております。 ぜひ最後までご覧いただき、あなたの半月板損傷改善のお役に立てると幸いです。
半月板とは
膝と膝の間にあるクッション材のようなものです。半月板には内側にある“内側半月板”と外側にある“外側半月板”があります。比較的損傷しやすいのは内側にある半月板です。外側よりも内側の方が損傷しやすい理由は、力学的に内側に負荷が加わりやすいことや内側側副靭帯と結合していることで靭帯にストレスが加われば内側半月板にもストレスが加わることがあげられます。
半月板損傷の症状
膝の痛み、膝を動かしたときのひっかかり 膝を屈伸したときやひねったとき膝関節内に痛みやひっかかりがあります。特にひねったときの痛みは顕著です。
半月板損傷の原因
“ねんざ”などの外力
スポーツ現場において"ねんざ"は多く発生します。特にサッカーやラグビーなどのコンタクトスポーツの場合、膝をひねった上に相手プレイヤーが乗ってくるなど膝への強度の負荷が加わる可能性が高いです。この瞬間に半月板に負荷が加わり半月板損傷してしまいます。
半月板の弾力性低下
半月板の弾力性が低下するのは、加齢によることが考えられます。半月板には水分が含まれていて柔らかい素材です。しかし、年齢を重ねていくうちに半月板の水分が少なくなっていき固い半月板になっていきます。弾力性が失われた半月板の場合、骨同士の摩擦に耐えることができずに、やがてすり減ってしまいます。その結果、半月板損傷してしまいます。
半月板損傷の痛みセルフケア
膝をホットタオルであたためる
膝を温めることで膝の血流が促進されて肩こりの軽減・予防になります。オススメは、「ホットタオル」です。少し水で濡らしたタオルをレンジでチンしましょう。ホットタオルを膝に当てて5~10分温めましょう。 注意点としては、痛みがでて間もないときは、温めてはいけません。患部の皮膚を触ってみると熱を持っているときは、温めるのはNGです。
オーダーメイド整体のご提案
“はり”で膝の痛みを改善 鍼には、鎮痛効果があります。半月板損傷の症状として痛みがあります。その痛みを軽減することが期待できます。筋肉に痛みがでている部分に関しては、筋肉に直接鍼を刺して痛みを改善していきます。また関節内に痛みがある場合には、半月板損傷に効果的なツボに鍼を施して症状を改善させます。
“きゅう”で血流促進 きゅうで膝周辺を温め血流促進します。血流が促進されることにより筋肉が柔らかくなり痛みを軽減させる効果があります。
“整体”で膝周辺の関節を矯正 膝の変形を治すためには、膝以外の関節にもアプローチする必要があります。一番ポイントに置いているのは、足首(足関節)です。足首は、地面設置するときに負荷がかかりやすい関節でありながら膝関節に非常に近い位置にある関節です。膝関節のゆがみを矯正しても足首が変形してしまっていては、ゆがみは改善しません。このように膝関節のみではなく、その周辺の関節の変形を矯正していくことも半月板損傷の症状改善のために重要なことになります。
まとめ
半月板損傷の原因や対策について書きましたが、膝周辺の筋力低下や膝関節軟骨のすり減りがよくないことがわかっていただけたと思います。半月板損傷のセルフケアを実践して痛みが軽減・改善しない場合は、鍼灸整骨院や整体院などに通院してみるのも検討してみてください。
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両村鍼灸整体院
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記事の執筆者
両村 亘祐(りょうむら こうすけ)
1990年4月10日生まれ
鍼灸師/柔道整復師
愛媛県松山市の両村鍼灸整体院で院長を務める。
臨床経験は11年で、年間約3000人の施術を行う。
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